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婚活を3ヶ月休んだことがある。休止中に気づいたことが、再開後の婚活を変えた。「休んで良かった」と今でも思っているので、その話を書く。
なぜ休もうと思ったか
マッチングアプリを1年半、婚活パーティーを5回、全部合わせて約2年の婚活をしていた30歳のとき、「もう無理」という気持ちになった。
具体的なきっかけは、週末のデートが終わった後に何も感じなくなったことだった。「楽しかったかな」「また会いたいかな」という感覚を探しても、何もなかった。楽しくもなければ嫌でもない。ただ疲れた、というだけ。
「この状態で続けても良い出会いにならない」と思った。相手に対して何も感じない状態で婚活を続けることは、相手に対しても失礼だという気もした。だから3ヶ月間、全てのアプリを退会・休会した。
休んでいた3ヶ月間に何をしたか
婚活に使っていた時間(週末のデート・アプリのメッセージチェック)が丸ごと空いた。その時間を「自分が本当にやりたいことに使う」と決めた。
最初の1ヶ月は何となく「婚活していないことへの焦り」があった。30歳という年齢と、周りの友人が次々と結婚していく事実が頭から離れなかった。夜に一人でいると「私は本当に結婚できるのか」という不安が出てきた。
2ヶ月目になると少し落ち着いてきた。好きな映画を見る時間が増えた。友人との食事に気持ちよく行けるようになった。婚活をしていると、土日が「デートの予定」で埋まって、友人との予定が後回しになりがちだった。久しぶりに「予定のない週末」があって、意外と悪くないと感じた。
3ヶ月目に「自分は何が嫌だったのか」を整理し始めた。日記に書き出したら、思っていたよりはっきりした答えが出てきた。
自分の「条件リスト」を見直した
婚活を始めたとき、相手に求める条件を決めていた。
- 年収500万円以上
- 身長170cm以上
- 大卒以上
- 安定した職業(正社員)
- 趣味が合う(映画・旅行)
- 年齢差5歳以内
- タバコを吸わない
この条件を決めた根拠を一つひとつ考え直してみると、「なぜこれが必要なのか」が答えられないものがいくつかあった。
年収500万円以上という条件は「安心して生活できるから」という理由だった。でも自分も正社員で働いていて、二人の収入を合わせれば年収の絶対値より「価値観が合うか」の方が実生活には影響するはずだと気づいた。
趣味が合う(映画・旅行)という条件も、よく考えると「趣味が完全に合う必要はないし、新しい趣味を一緒に作ればいい」という結論になった。
条件リストを見直した結果、残したのは「タバコを吸わない」「価値観(お金・子どもへの考え)が大きく外れていない」「一緒にいて楽な人」の3つだけになった。
友人のアドバイスで気づいたこと
休止中に、結婚している友人(3人)と婚活中の友人(2人)と話す機会が複数あった。
既婚の友人の一人から言われた言葉が印象に残っている。「結婚を決めたとき、全部の条件が揃ってた人ではなかった。ただ、この人と一緒にいると自然だなと思えた。それだけだった」という話だった。
もう一人の既婚友人は「婚活中は相手を『評価している』感覚があったけど、夫と会ったときは評価というより『話していて楽しい』という感覚が先に来た」と言っていた。
共通して聞いたのは「評価するモードから外れた感覚」だった。婚活を長く続けると、デートが「審査」になってしまう。相手を評価するための場に来ているという緊張感が常にある。そのモードで見ると、相手を一人の人間として自然に見られなくなる。
再開後の変化
3ヶ月後にマッチングアプリを再開した。アプリはwithの1本に絞った。
変化は明確だった。プロフィールの書き方を変えた。「〇〇が好きな人を探しています」「年収〇〇以上の方希望」という書き方をやめて、自分のことだけを書くようにした。何が好きで、どんな生活をしていて、何に喜びを感じるか。それだけ書いた。
マッチングしてからのメッセージも変わった。「理想に合う相手かどうか確認する」という意識がなくなって、単純に「この人のことを知りたい」という気持ちで話せるようになった。
変化を感じたのはあるデートの後だった。帰り道に「今日楽しかった」と自然に思えた。それは婚活疲れの頃には感じられなかった感覚だった。
婚活疲れを感じたときにすること
この経験から思うこと。「婚活をやめることへの罪悪感」を持つ必要はない。疲れを感じたまま続けるより、一度止まって回復してから再開する方が結果的にいい出会いに繋がると感じている。
婚活は長距離走だ。ペースを落とすことも戦略だ。「3ヶ月も何もしなかった」と焦る必要はない。むしろ「今何をすべきか」が整理できる時間になる。休止後の自分の変化を振り返ると、3ヶ月の休みは婚活5年間の中で一番意味があった時間だったかもしれない。
